ジュノーモーターサイクルのオートマン伝説

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zoom RSS 林道三昧の陣馬形山キャンプツーリング

<<   作成日時 : 2014/09/20 19:39   >>

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あれは1990年のゴールデンウイーク。
連休になると相棒と出掛けていた、行き当たりばったりキャンプツーリングでの事です。

どこをどう走ったのか、キャンプ道具満載のSR400で荒れた林道を上り辿り着いたキャンプ場は、白い衝立のような山々(中央アルプスだとは知らない無知な若造でした)を望み、眼下には街並みが広がる絶景地でした。

夕日の中、ビールで乾杯した後、無人の避難小屋に逃げ込んで、ジムニーに乗ったスーパーマリオ似のお兄さんとその彼女、そして相棒との4人で飲み、床下を走り回るネズミに悩まされながら寝たのでした。

そして翌朝はみごとな雲海が広がっていた夢のような(は言い過ぎか)絶景キャンプ場。
それが、今回のキャンプツーリングの目的地、陣馬形山キャンプ場です。


場所は南アルプスと中央アルプスに挟まれた中川村にある、標高1,445mの陣馬形山山頂

山頂なので景色が良いのはあたりまえなのですが、普通はヒーヒー歩いて登らなければいけません。
ところがここは山頂直下まで道があり、バイクはおろか、乗用車でも簡単に行けるという貴重なキャンプ場なのです。


お気に入りのキャンプ場はいくつかありますが、このロケーションに勝るキャンプ場にはなかなかお目にかかれません。
キャンプ場選びの基準になってしまった、ある意味罪なキャンプ場でもあります。

再訪したいと思いつつも、昨今は人気が有るらしく、喧騒を恐れて足の向かないまま、早24年。
数年前に再訪を果たした相棒に誘われ、話がまとまったのでした。



明日は海の日なのに梅雨は明けそうで明けず、天気予報は雨マーク付き。
前日の夜はパッキングに深夜までかかり、眠い目をこすりながらなんとか出発したのは既に10時半。

でも大丈夫、今回は現地集合なので、夕方までにキャンプ場に着けばいいだけ。
待ち合わせに遅れる心配はありません。

つるんで走るのも楽しいけれど、マイペースが気楽で落ち着くお年頃になったようです。

せっかくなのでSRで行きたかったけれど、車検切れのMySR500は車検を取るヒマがなく、今回はディグリー。
ついでに、気になっていた陣馬形山周辺の林道を走り回ろう。



雲は多いものの梅雨空はどこへやら。
晴れ間も見える中央高速を快適に走り、境川PAで、ミニといいつつカフェメシなら一人前はある、盛りのいい桜もつ丼なぞをかっ込んで諏訪南ICを降りたのは午後1時。

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甲州街道を少し下り、道が広くなった所にある青柳バス停先の分岐を左に入って民家の間を抜け、道なりに進めば、金沢併用林道の入り口です。

走りやすい林道ではあるものの、流石にこの時期は所々ぬかるんでいて、あっという間にディグリーは泥だらけ。

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芝平峠を右に折れ、ロングダートの町道高嶺線を走ろうと思ったものの、晴れた冬の日でさえ泥ヌタで大変だった、軽いトラウマがあるので、今回は素直に峠を直進。
最初に下りのダートが残るものの、その後は全舗装で空いてる芝平高遠線で高遠へと向かいます。

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高遠では、もはやいきつけとなったスーパーニシザワで買出し。
今回は酒食料各自調達なので、一人分の食料と酒ビールを買ったつもりが、なぜかやっぱり支払いは4千円超え。
相変わらずエンゲル係数の高いキャンプツーリングだけど、これが目的なんだからまあいいか。

ビールと氷の入った保冷バッグを縛り付けたのは午後3時。
次に向かうのは、手持ちのまだ新しい(と思う)2013年版マップルには影も形も無く、グーグルマップでも途中までなのに、航空写真にすると完成しているようにしか見えない、長谷高遠林道。

相棒はどこかなと電話してみると、既に陣馬形山の麓で買出しを済ませ、キャンプ場に向かうとの事。
となると、林道走ってる場合じゃないかな。

でも、グーグルマップによれば、スーパーを出てすぐの国道152号の白山トンネルを抜けてすぐ左に入り、さらに左に曲がると、トンネルの上を通るように道が続いているはず。

一刻も早い山頂での乾杯をとるか、林道をとるか。
悩ましいところではありますが、入り口だけ確認しておこうとトンネル出口を左折すると、すぐに《林道長谷高遠線》の看板が現れ、あれよという間に林道に突入。


完成していそうとはいえ通れるかどうかは判らないので、すぐに引き返そうと思ったものの、重いビールのせいか、腕のせいか、ハンドルを取られまくる荒れた撒き石の上りでハンドルを抑えながら走るのに精一杯で、止まる余裕もUターンする余裕もなし。

乾杯が遅れたら申し訳ないけれど、こうなったら、行けるトコまで行ってやれと、浮いたジャリや撒き石で思いのほか走りにくいダート林道を走ることしばし。

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そろそろ疲れてきた頃に分岐が現れ、小休止を兼ねて地図を確認。
右に折れれば女沢林道のようなので、女沢峠、二越峠を越えて、折草峠へと抜けられるはず。

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時計をみると、思ったより時間は経っておらず、まだ3時半。
もう一本林道を決めたいけれど、知らない林道で迷って乾杯が遅くなると相棒が不憫なので、今日の林道探索はここまでにしておきましょう。

まっすぐ進み、大規模な工事現場を抜けると、そこは国道152号の美和湖の南端。
そうと判ればあとは一気に走るだけ。

がら空きの国道152号をダッシュし、杖突峠への上りヘアピンをグイグイ曲がり、分杭峠の手前の中沢峠で右折。
今度は県道49号線のつづら折れ下り連続ヘアピンをグルグル回り、西伊那線へと折れて狭い山道を走ると、陣馬形山への入り口、折草峠に到着。

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ここからキャンプ場まではあとひと息。
24年前、キャンプ道具満載のSR400で苦労しながら上った荒れたダートは、いつの間にやら綺麗に舗装され、不意に現れて喜んだダートも1キロと走らないうちに終了。
来週から舗装工事の看板があったので、残念ながらこれが最後でしょう。


山頂にあるキャンプ場に着いたのは、4時半前。
乾杯には少し早い位だから、上出来上出来。

相棒は、前回のGR650ではなく、オフ車のDF200で既に到着済みでした。

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あたふたとテントを張り、キュウリの浅漬けを仕込みながらすでに一本開けていた相棒とまずは乾杯。
ああ明るい内に飲むビールの旨い事。

馬刺しに炭火焼肉、きゅうりの浅漬けにサバチーズ焼き、冷奴にアジ刺しと、各自持ち寄った食料多数で飲み進み、向こうでいちゃついていた彼女が片瀬那奈似の名古屋のカップルに買い過ぎたきゅうりを差し上げたりしながら、テーブルとイスに屋根まで付いた、快適な宴会は続いたのでした。

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夜半過ぎに雨がパラついたものの、雷雨に襲われることも無く迎えた平和な朝。
当然のごとく、雲海の時間には起きられなかったけれど、まっいっか。

コーヒー飲んで朝食までは良かったものの、二日酔い手前で撤収がはかどらず、またもや相棒は先に出発。
現地集合現地解散ツーリングとなってしまいましたが、それもまたよし。


ちんたらパッキングを済ませ、せっかくなので山頂へ。
サイトから、この斜面を登れば山頂です。

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ちょと雲が出て、衝立の様な中央アルプスが見えませんが、この景色。
写真で見るより、是非ご自分の目でご覧下さい。

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今日は、周辺の林道を探索する予定だけど、帰りはどうせ渋滞するからとウダウダし、出発したのは、自分にしては上出来の10時半。

昨日、東から上ってきた舗装林道を南へと下り、右ヘアピンカーブを直進するように始まる廃道みたいな道が陣馬中組林道でした。

結構荒れた狭い道を緊張しながら下ると、雰囲気のあるうっそうとした土の道になり、まるで登山道に迷い込んだかのよう。

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現れた分岐を右に折れて少し進み、舗装された道に出たところで地図とにらめっこ。
誰もいない山道をしばらく走り、この分岐は、まっすぐ行けばよかったのに、左に曲がって下ったのが間違いのもと。

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あっちこっちグルグルしてやっと見つけた陣馬形林道の標識。

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綺麗な舗装林道をしばらく走り、東屋のある休憩所から唐突にダートが始まって、喜んだのもつかの間、突然綺麗な舗装路になり、ガックリしたと思ったら、またダート。

分岐で少々悩んだりしながらも、走り応えのあるダートは延々と続き、満足満足。
腹が減ってフラフラしてきた頃、長いダートはやっと終り、のどかな田舎道に出ました。


さあメシだ!といっても、あるのは田んぼだけ。
と思って、ガックリしたところを狙いすましたかのように、ポツンと蕎麦屋⇒の看板。

看板を辿ってあっちこっち曲がらされ、辿り着いた蕎麦屋は、チュルチュルとふたくち位で無くなってしまいそうなざる蕎麦が1,800円でございますという雰囲気の小綺麗な店構え。

まあ食えるだけマシか。
と思って入ってしまってごめんなさい。

この、柏屋というお蕎麦屋さん、盛りは良いは、美味いは、安いはの大当たり。

揚げ物担当のおばあちゃんがいなくて、かき揚が食べられなかったのが残念だったけど、また来よう。

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腹が落ち着き、次に向かうは、昨日走らなかった女沢林道。
女沢峠にチェーンの張られた分岐があったので、歩いて偵察。
数百メートル歩いたものの、通じている雰囲気が無いので引き返し。

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峠を越えるとダートの始まり。
走り応えのあるダートが続き、調子に乗りかけたところで、いきなりニッサンのキューブが出てきて冷汗タラリ。

ジャリの林道で車と出くわす事は稀なのに、さらにもう一台乗用車とすれ違い、少々驚きながら走る事しばし、現れた丁字路は標識付き。
標識がある位なので、結構通行量はあるのかもしれません。

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右に行けば、さらに林道を走れると思ったら、4q先工事中通行止めの看板。
ゲートはないので、行ける所まで行ってみましょう。

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走りやすいダート林道を進むことしばし、大規模工事現場を抜け、さらに進むと完全なゲートの通行止めで終了。

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工事が終わったらまた来よう。


さっきの分岐まで戻り、直進すると、昨日の分岐に出ました。
これで今回狙っていた林道は全て走った事になり、満足満足。

昨日と同じ道を通り、国道152号に出る手前の道を左へ。
気になっていた美和湖西岸の道を走り、次に向かうは温泉。

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前々回の南アルプスキャンプツーリングの時は入れなかった高遠温泉さくらの湯は、湯の花なのかアカなのか微妙だったけど、汗を流せたので良しとしよう。

そのまま杖突峠を越えるのはつまらないので、手前を右折し、最後にもう一本林道を決めさせて頂きましょう。

綺麗なゴルフ場の中を抜けると、板室林道の入り口はありました。

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短いけれど、気分の良いジャリ道を走り、まるで浮世から切り離されたかのようなひっそりした別荘地を抜けると、甲州街道にひょいと出ました。

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あとは中央高速の渋滞をすり抜けて帰るだけ。
相棒は、昨日自分が走った金沢併用林道を抜けて、下道でトコトコ帰ったとの事で、お疲れさん。

さて、次はどこへ行こうかな。

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